天元台高原ローカルルール
天元台高原ローカルルール
この天元台高原ローカルルールは、吾妻連峰に入山される方、天元台高原スキー場を利用とする方が安全に楽しむためのものです。
天元台高原エリア、内・外における事故等を未然に予防、防止を目的とし、スキー・スノーボードの滑走や登山やスノーシュートレッキング等で入山する全ての利用者へお願いするものです。
1.管理区域
つがもりゲレンデ、しゃくなげゲレンデ、しらかばゲレンデ、湯の平コースは、主に国有林および地元白布温泉、米沢市が所有しているものであります。
そのコースの管理は、天元台高原が運営するスキーパトロール隊が巡回し、コースの安全管理を行っており、安全に滑走ができるようガイドポールの設置や滑走禁止区域および立入禁止場所への看板設置、コース外への進入防止など表示いたしております。
2.管理区域外
天元台高原スキー場として、ゲレンデ以外の全て(登山道、ツアーコース、バックカントリーコース)は管理しておりません。
スキー、スノーボードで入山される方は、スノースポーツ特有の危険を伴うことを認識され、特にバックカントリーでの滑走は万全な準備と細心の注意を払い自己責任のもと、自然界に内在するリスクを再認識し自身の判断と責任において行動して下さい。
3.入山・登山届提出について
管理区域外への入山およびツアー、バックカントリー利用者は、入山・登山届の提出が必要です。
予想できない災害、想定外の遭難事故発生時の迅速な救助活動に必要となる、通信手段やルートの特定、行動範囲、人員を把握する際の重要な情報となりますので明確にご記入いただきご提出下さい。
4.遭難捜索・救助活動および費用について
管理区域内において、閉鎖中のコースへの侵入や営業時間外での遭難捜索・救助活動に関わる要請には救助費用が発生いたします。
本人・友人・知人・家族・同行者等からの救助要請の申告により救助費用請求の同意確認をいたします。遭難捜索・救助活動は現場の救助隊(パトロール、スキー場スタッフ等)の判断により天候の状況、二次的災害等の危険が懸念される場合などはやむを得ず中止する場合があります。
なお、管理区域外における遭難捜索・救助活動の場合は、米沢警察署(110番)または米沢遭難対策委員会(米沢市観光課0238-22-5111)へ救助要請を執って下さい。
また、営業時間外(乗り遅れ)の運行要請につきましては、下記のとおり「営業時間外費用」を請求いたします。
【天元台高原ローカルルールに関わる管理区域内おける遭難捜索・救助活動費用について】
営業時間外費用
-
初動協力(入山登山届資料確認)
従事者1人1時間@5,500円 -
ロープウェイ&リフト時間外運行
従事者1人1時間@5,500円
※運行体制には最低13名以上の者が従事いたしております。
遭難捜索救助活動費用
-
人件費
従事者1人1日@33,000円 -
車両費
圧雪車1台(オペレーター1名)1回1日@55,000円
スノーモービル1台(ドライバー1名)1回1日@11,000円 -
救護室
1室1日@5,500円
その他
-
ロープウェイ&リフト乗車料
外部捜索員救助員乗車料 実費
要救助者その関係者乗車料 実費 -
その他
要救助者の飲食物、宿泊、タクシー代 実費
※管理区域外における遭難捜索救助活動に関わる費用は「米沢遭難対策委員会」が窓口になり別途発生いたします。
附則
このローカルルールは、令和2年6月1日施行する。
令和5年2月23日
当スキー場では、「天元台高原ローカルルール」によりお客様のご理解とご協力をお願いしております。
補足事項についてご案内申し上げます。
【スノーシュー(かんじき等)の立入禁止区域について】
ゲレンデ・コース(管理区域)以外は、すべて立入禁止区域(管理区域外)です。
※「管理区域外」への立ち入りは全ての方が対象です。
※管理区域外へ立ち入りされる方は、米沢警察署へ入山・登山届等の提出が必要になります。
米沢警察署 TEL0238-26-0110
【ゲレンデ内の歩行について】
ゲレンデ・コースでの「ツボ足歩行」は原則禁止です。
ご利用の際はリフト乗車をお願いいたします。場内での接触事故防止およびコース上の安全確保のためご理解のほどお願いいたします。
※スノーシュー(かんじき等)装着の有無にかかわらず禁止です。
※リフト営業時間外(山頂リフト最終15:20)の歩行も禁止です。圧雪車との接触事故などが
考えられ大変危険です。歩行された場合はゲレンデ整備費の負担をお願いする場合があります。
※荒天時によるロープウェイ・リフト運休時は除きます。
※その他、不可抗力などにより当社が認めた場合は除きます。
皆様に安全で快適にお過ごしいただくため何卒ご理解ご協力下さいますよう宜しくお願いいたします。